上京してからの時間のほうが、足利で育った時間よりも長くなってしまった今。
震災後に家族のことを心配し、何度も帰ろうとしてなかなか帰れなかった近くて遠い場所だった足利。
わたしはどこか「足利」という街を敬遠していたところがある。
幼いときから自分がその土地にいる人間ではないようなうっすらと地面に出来た膜を感じていたからであろうか。
なのに、去年の震災後は、足利で縁があった人たちや場所を何気なく(ネットだったりするけれど)辿っていたところがあった。
大きなことが起こってから約一年を過ぎ、詩人の三角みづ紀さんのライブ(円盤でやったときは時々うかがうのだが)で、この二人に実際に「出会った」のだった。
その熱さは、この世と異次元を行ったりきたりしたいというものでもあり「ただの弾き語りじゃないぞ」という姿勢をビシバシと感じた。その間のゆらぎを、わたしははっきりと感じたのだった。
終わってからすぐに、彼らに話しかけ、言葉の端々のちょっとしたイントネーションのなかにめったに訪れない種類の懐かしさを感じたのは、おそらくその会場ではわたしだけだったと思う。
今回、ディルディルも3回目。わたし(後藤)は、ともに企画しているuraocbに相談した。
このエネルギーを、誰かに感じて欲しいのだと思い、前2回のゲスト1組という掟を破って、
二人にオファーしたのだった。
エスニカ、てあしくちびる、ともにプラスのエネルギー溢れるパフォーマンスを、
このディルディル3を通して感じてください!
そして、太陽のような輝くエネルギーをお家にもって帰ってよ☆ね♪
てあしくちびる (テアシクチビル) てあしかわうち a.k.a. 河内伴理(vo.ag)
くちびるつっちー(vo.vln)
2010年12月結成。
もともとソロで弾き語りをしていた“てあしかわうち”が、幼少期からバイオリンを習い、オーケストラに入団するも「ここではなかった」と、魂のあり方を模索していた“くちびるつっちー”を(半ばたぶらかす形で)てあしくちびるを結成する。
アコースティック楽器の響きを活かしつつも、エッジの効いたアンサンブルで、変幻自在で過激にポップなステージを展開すべく、鋭意活動中!!!
6月9日(土)
● 出演 ●
● GUEST ●
